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2015-09-21

ぼくとエサレンマッサージの出会い


 

 

雑誌宝島です。

 

ぼくがエサレン研究所のことを知ったのは、たぶん雑誌の『宝島』です。

 

ぼくが初めてエサレン研究所のことを知ったのは、たぶん雑誌の『宝島』です。その頃の宝島は70年代のホールアースカタログの影響を受けていて、しばしば当時のアメリカ文化を取り上げていました。その頃のぼくはまだボディワークには携わっていなかったのですが、興味の対象としてエサレン研究所のことは印象に残っていました。

 

1970年代も終わり頃にスピリチュアル系の雑誌(『季刊メディテーション』など)にエサレン研究所のことが紹介されていました。その記事からエサレン研究所とそこで誕生したエサレンマッサージのことを知ったのです。

 

そして当時のぼくはといえば、まだブラブラとした人生を送っていたのですが、それでも将来のことをチラチラと考え始めていて、なんと!鍼灸学校に行くことになりました。鍼灸学校に入ってからは経絡指圧やら野口整体、野口体操、操体法と日本的なものへと興味が移ってしまい、しばらくエサレンマッサージのことは忘れていました。再びエサレンマッサージのことが気になり始めたのは、リバランシングというボディワークに出会ったことからです。

 

リバランシングはインドの神秘家OSHOのもとで誕生したボディワークです。ぼくは、それを初めて体験したとき、そのカッコよさに惹かれました。そしてアメリカ、インドに行ってそのトレーニングを受けたいと思うようになりました。そして実際にインドのOSHOコミューンで申込の手続きまで進んだのですが、いくつかの事情が重なって直前になって受講を取りやめることになってしまいました。残念!

 

それでもリバランシングのことが気になっていたので国内のリバランサー(リバランシングの施術者)の人たちと交流するうちに、このワークはロルフィング、トレガーアプローチ、ブレスワーク、オステオパシーそしてエサレンマッサージに影響を受けていることがわかってきました(まちがっていたらリバランサーの方ごめんなさい)。

 

当時、ぼくはカイロプラクティックの学校に通っていて、その学校ではオステオパシー(クラニオセイクラルセラピーや間接法などを学びました)のことも取り上げていました。そのような中で、だんだんとぼくがリバランシングに感じたカッコよさはロッキングとエサレンマッサージのロングストロークであることがわかってきたのです。

 

ところがそのころはまだインターネット登場前の時代だったので(カメラもフィルムでした)、それ以上の情報もなく、ときどき雑誌でエサレン研究所という名前を見かける程度でした。ネットの時代になっても初期はパソコン通信が主流で、まだ一般のウェブサイトは登場せず、今思えば情報量も少なく細々とした時代でした。それでもその中からポツリポツリと情報を拾えるようになりましたが、ひとりでアメリカのエサレン研究所まで行って、エサレンマッサージのトレーニングを受けることは思いもよりませんでした。

 

そのころ、ぼくが参加していた自然療法スクールマザーズオフィスのアロマテラピーの学校は開校(1989年創立)から10年少々経過していました。ぼくは自分のサロン(自然療法サロン アロマスフィア)でオイルマッサージやそのほかのボディワークのセッションを行い、アロマテラピーの学校ではオイルマッサージクラスを担当するようになっていました。そしてこの辺りからようやくエサレンマッサージとのつながりが出てきます(ハーッ長かった)。それはある日、アロマテラピー団体の関係でエサレンマッサージプラクティショナーの安珠さん(現Earth Spiral )と出会ったことがきっかけでした。

 

安珠さんはそのころすでにエサレンマッサージのプラクティショナーであり、ホリスティックな視点からボディワークに携わり、ご自身のサロンでのセッションや教育の実践など幅広く活躍されていました。彼女から2003年に伊豆高原で開催されたエサレンマッサージのワークショップを紹介され、そしてそこから近藤真紀子さんと岩本昌子さんにつながったのです。

 

まこちゃんこと近藤真紀子さんはエサレンマッサージのプラクティショナーでエサレンマッサージのトレーニングの通訳としても活躍していました。そして同じくプラクティショナーの岩本昌子さんといっしょに湯河原でエサレンマッサージのサロンを運営されていました。その後、近藤真紀子さんは日本人として初めてのエサレンマッサージの認定ティーチャーになりました。

 

ここから先はトントン拍子に進み、近藤真紀子さんと岩本昌子さん、そしてぼくの3人のチームでエサレンマッサージのトレーニングコースをオーガナイズすることになったのです。2004年のことです。おかげでぼく自身もようやくエサレンの資格認定コースに参加してプラクティショナーにもなり、それ以来、エサレン研究所にも何度か訪問するようになりました。

 

 

エサレン研究所のテラス

 

ハーッ長かったです。この文章、実はTwitterでアップしたものですが、連投になってしまい意外と長くなったのこちらのブログでも紹介しました。最後ですが、エサレンマッサージの説明会エサレンマッサージ基礎講座はエサレンマッサージのくわしい説明やデモセッションをご覧いただいています。とても興味深いのでぜひご参加ください。

 

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